夢が聞こえてきた
夢が聞こえてきたよ どうしてなんだろう?
目に見えなかった わたしの あなたの 夢 いつも見ている夢
いつも見ているのに いつもは見えない だから夢
わたしの あなたの 夢
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夢が聞こえてきたよ どうしてなんだろう?
目に見えなかった わたしの あなたの 夢 いつも見ている夢
いつも見ているのに いつもは見えない だから夢
わたしの あなたの 夢
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けがれた海はいのちの声音のように トクトク トクトク音を立て
ありがとう あなたに会えてよかったよ
トクトク トクトク そんなふうに聞こえたが
あれはまぼろしだったのか まぼろしの薄皮の向こうの海よ
わたしはそのとき海になり たしかに海と会話した
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吸い込まれるようなあなたの黒子が 目の前で一瞬にして大きくなり
わたしは小さなものの中に 大きな宇宙の影をみた
そして 手ぶらのまま呆然として 人に何かを配ることも忘れてしまって
ここに居ながらにして どこにも行かずして 果てしない旅に出た
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もし動き出していたなら
ぼくはまっすぐに歩かなくてはならないだろう
笑われたらきっとがまんができないだろう
こころはしばられて 月に向かって吠えなくてはならないだろう
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ぼくの歩いてきた道をふりかえると
そこにはもう霧がかかっていて ぼくは何回も目をこらしました
ぼくはもうなんど 同じことを考えてきたのだろう
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いつもとおなじひざしがまたやってきてもぼくは何も探さない
ぼくは蝋燭ではない
ぼくは燃え尽きない
だからぼくの心臓は永遠に止まらない
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あせって大きく空をみながらあのときは走っていた
黒い雲が追いかけてくるようでとても怖かった
あたらしいことをしなければならない
ぼくはそういいながら狂人と手をつないで走っていた
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きみにもこころがあった
けれどもぼくはきみになんてこころはないと思っていた
だからこれまでの非道なふるまいは
あるとき空にのぼりつめてしまったよ
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ぼくはこのように感じていて
それと同じようにきみも感じるものなのか
しばしば確かめてみたくなる
ぼくにとって愛とはそういうものなのかもしれない
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いろいろためしてきたが
ぼくには詩というものがいちばんじぶんを開放できる
もっともすらすらと手が動き
意識が瞬時にかたちに変わっていく
詩はぼくが手にしたことばなのだと
いまようやく気がつきおどろいている
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