2006-06-04

夢が聞こえてきた

夢が聞こえてきたよ どうしてなんだろう?

目に見えなかった わたしの あなたの 夢 いつも見ている夢

いつも見ているのに いつもは見えない だから夢

わたしの あなたの 夢

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けがれた海はいのちの声音のように トクトク トクトク音を立て

ありがとう あなたに会えてよかったよ

トクトク トクトク そんなふうに聞こえたが

あれはまぼろしだったのか まぼろしの薄皮の向こうの海よ

わたしはそのとき海になり たしかに海と会話した

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2006-04-23

黒子

吸い込まれるようなあなたの黒子が 目の前で一瞬にして大きくなり

わたしは小さなものの中に 大きな宇宙の影をみた

そして 手ぶらのまま呆然として 人に何かを配ることも忘れてしまって

ここに居ながらにして どこにも行かずして 果てしない旅に出た

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2005-12-22

私の夢は、遠くに走っていく白い犬の影。

私は影を追いかけていく。

私もそんな白い影になろうとしている。

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2005-11-29

毒がまわってきた 意識が恍惚としはじめる

この毒をだれかにわけてあげなければ ぼくは滅亡してしまう

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一本の道

もし動き出していたなら

ぼくはまっすぐに歩かなくてはならないだろう

笑われたらきっとがまんができないだろう

こころはしばられて 月に向かって吠えなくてはならないだろう

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2005-11-28

ぼくはもう人間じゃないのかもしれない

ぼくの歩いてきた道をふりかえると

そこにはもう霧がかかっていて ぼくは何回も目をこらしました

ぼくはもうなんど 同じことを考えてきたのだろう

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蝋燭

いつもとおなじひざしがまたやってきてもぼくは何も探さない

ぼくは蝋燭ではない

ぼくは燃え尽きない

だからぼくの心臓は永遠に止まらない

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2005-11-26

ぼくの望み

ぼくはじぶんのことが見える

鏡を手にした子どもみたいに

ぼくはぼくのことをしげしげと見ている

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友だちは狂人ばかり

あせって大きく空をみながらあのときは走っていた

黒い雲が追いかけてくるようでとても怖かった

あたらしいことをしなければならない

ぼくはそういいながら狂人と手をつないで走っていた

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2005-11-25

きみにもこころがあった

きみにもこころがあった

けれどもぼくはきみになんてこころはないと思っていた

だからこれまでの非道なふるまいは

あるとき空にのぼりつめてしまったよ

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とりつく島のないきみに

ぼくはこのように感じていて

それと同じようにきみも感じるものなのか

しばしば確かめてみたくなる

ぼくにとって愛とはそういうものなのかもしれない

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2005-11-24

たたかい

悪魔をもってしても切り殺せない

うるんだ瞳の持ち主が

泣きながら偶像を拝んでいる

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絵描きになる夢

いろいろためしてきたが 

ぼくには詩というものがいちばんじぶんを開放できる

もっともすらすらと手が動き

意識が瞬時にかたちに変わっていく

詩はぼくが手にしたことばなのだと

いまようやく気がつきおどろいている

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2005-11-20

冒涜

ぼくはあれこれと疑ってばかりで

あのとてもたいせつなものを冒涜してしまいました

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